アニメ制作会社

アニメ制作会社は、アニメーションの実制作が業務となるところです。
元請制作会社と呼ばれる、企画から制作までを行うところ、下請け製作会社と呼ばれる、元請製作会社から依頼を受けて仕事を受注し、制作業務を行うところ、そして専門スタジオと呼ばれる、作画や背景美術、そして撮影といった工程別の仕事を受注するところがあります。

アニメ制作会社の特徴

アニメ制作会社は、その9割以上が大手制作会社の近くに集中しています。
そのほとんどは中小企業、あるいは零細企業であり、資本金1000万円以下、従業員も10人未満であるところが4割ほどあるのです。
かつては大手の制作会社では、アニメーターも社員としての雇用がありました。

これに対しては、人件費の問題や、製作本数の調整があることから経営に支障をきたすことや、固定給での評価ができないといったことから、出来高制の個人事業主として制作に従事するようになっています。
製作部門を除くと、正社員や契約社員として雇用されている人は少なく、人材の流動性も高いことから、1つの制作会社が大きくなっていくというよりも、独立することで中小の制作会社が設立されることが多いです。

制作について

制作は、工程による分業化が煤でいて、制作会社の多くはスタジオを器として用意し、業界内での人材を融通して制作を行っています。
広告代理店やビデオメーカーは実制作は行わず、資金調達や著作権窓口業務や企画、流通などの業務を行いますが、オリジナルの版権利用を目的として制作会社を傘下に収めるといったことを行うことがあります。

テレビアニメは制作費があまり十分でないことが多く、制作会社の規模によっては出資が厳しいことから、制作者にもなれず、著作権すら得られないことが多いということです。
そのため、経営が厳しいという制作会社が多く、制度改正などが求められている部分もあります。