映画監督

映画監督は、文字通り映画製作における顔のようなものです。
作品が面白いかそうでないかは監督によって決まるともいわれます。

そんな重要なポジションにいる職業なので、業界人であれば一度はやってみたいと思うほどの人気がある仕事です。
では、映画監督とはどのような職業なのか、どうしたら映画監督になれるのかについて紹介しましょう。

映画監督の仕事

映画監督の仕事は、オーケストラの指揮者というと分かりやすいかもしれません。
指揮者がタクトを振るい、楽団を指揮して曲を完成させていくように、映画監督の仕事も各スタッフを指揮して映画をひとつの完成に導くもの。
つまり、映像における全てのものを管理する仕事でもあるのです。

もちろん、映像だけではなく、音楽からセリフ、衣装、編集や演出に至るまで、全てのことに対しても、的確な判断をもとに決定を下します。
どのような部分にも関わり、映画の出来そのものを左右することになる、とても重要な仕事なのです。

映画監督になるには

映画監督になるための方法は、実に様々です。
映像系の学校を出て、映像制作会社に入り監督を目指すという方法もありますし、全くの独学から映画監督になったという人、映画とは別の仕事から映画監督になったという人もいます。
ですから、必ずしも映像関係の仕事をしている、経歴を持っているということが映画監督になるための条件ではありません。

そうなると、誰でも映画監督になれるのではないかと思われるかもしれませんが、決してそのようなこともないです。
日本では年間で300本ほどの映画が作られているのですが、単純に一人1本と考えてもそう簡単になることができないといますし、日本映画監督協会と呼ばれるところに所属している人数もそれほど多くないという事実があります。

実際には映画監督といえども、その仕事だけで生計を立てることは難しく、映画監督とは別の仕事で生計を立てている人が多いというのもまた事実。
映画監督になること自体が難しいといっても過言ではないのです。

こちらにも映画監督のなり方が解説されているので、参考にしてみてください。
>>http://www.dgj.or.jp/feature/2008/0401.html

制作プロダクションから映画監督を目指す

映画監督を目指したい場合、製作プロダクションに入ることが大きなポイントになるようです。
昔は撮影所システムがあり、そこの映画会社に入って助監督として働き監督になるというコースが一般的とされていました。
撮影所上がりと呼ばれるものですが、現在では映画会社が自主撮影を行わなくなったことから、このコースから監督になる人はほとんどいません。

このシステムに変わって、現在映画を作っているのが製作プロダクションなのです。
映画会社に入るよりも、この製作プロダクションに入って監督を目指すことを考えるのが一番の近道といるかもしれません。

映像系の学校から映画監督を目指す

映像系の学校に通うのは、映画監督を目指すための方法としてかなりポピュラーなものです。
多くの知識を身に付けることができますし、関係者とのコネが得られることもあります。
実際にこうした人脈を活用することで映画監督になったという人もいるようです。

ただ、これは必ずしも絶対というわけではありませんが、独学を選ぶよりは現場に近づくことができるチャンスを得られます。
映像系の学校を選ぶときには授業内容にまず気を付けましょう。
どんな内容なのか、講師はどんな人か、機材を使うことができるのかなど、あらゆる面からチェックするといいでしょう。

また、関係者とのコネを得ることができるかもしれない、というのが映像系の学校のメリットでもあります。
たくさん人材を輩出しているところでは、その分有名な監督を招いたりすることがありますから、そのときにコネを得られるような意識をしてみるといいでしょう。

それから、最も重要ともいるのが、就業実績です。
どのような職場に就職が決まっているのかをチェックしておいてください。
万が一映画監督以外の道だとしても、どのようなところで働くことができるのかを調べておくことはとても大切なことです。